山と森倶楽部

 「木のある暮らしの豊かさや森林(やま)の素晴らしさを伝えたい」と、町内の林業者、建築関係者など森林資源と関わりの深い町民同士が連携しています。森林の素晴らしさを知ってもらうために、町民、小学生やその保護者、大学生などを対象としてさまざまな活動をしています。

◆ 町産材使用施設をとおして木の良さを再発見

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紫波中央駅待合施設 紫波町立上平沢小学校 紫波町立虹の保育園
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紫波町立星山小学校 紫波町立長岡小学校体育館 環境・循環PRセンター

◆ 植樹・育樹事業

○星山みんなの森観察会事業

  星山小学校は、平成18年度に町産材を使用して新築されたのを機に、また新しい学校を造るために木を育てようと「星山みんなの森宣言」を宣言し、町有地に植樹をしました。この植樹した木を星山小の5学年が毎年観察、記録しながら森の大切さを学びます。

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2013.10.23  森林学習window01-16.png
2012.10.30  森林学習window01-16.png
2012.6.30  植樹window01-16.png
2011.10.3  森林学習window01-16.png
2010.10.29  森林学習window01-16.png

○平成の森~動物と共存する森を創ろう!

   平成14年度から「木の実は熊に、用材は人に」をテーマに紫波町が進めていた事業を、平成19年度から本研究所が紫波町から委託。平成20年度からは山王海土地改良区から委託を受け、動物だけでなく住民も憩える場所として参加者全員で森の設計図づくりを行いました。
  小中学生や一般町民を対象として植樹、自然観察会とふれあい研修をしながら、森林の大切さの認識を高め、地球温暖化にも貢献することを目的とします。

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2017.9.24 親子ふれあい研修
2016.9.25 親子ふぃれあい研修
2015.9.27 親子ふれあい研修
2014.9.28 親子ふれあい研修
2013.9.29 親子ふれあい研修
2012.9.30 親子ふれあい研修
2011.9.25 親子ふれあい研修
2011.7.5 平成の森下草刈り
2010.10.3 動物と共存する森をつくろう
2009.10.11 動物と共存する森をつくろう
2008.10.13 動物と共存する森をつくろう

○その他

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  2013.10.3 日本森林業振興会 植樹window01-16.png

◆ 里山づくりボランティアコーディネート事業

國學院大學森木会 里山づくりプロジェクト

  平成16年、國學院大學の楠原教授(平成22年3月退官)が紫波町の公共木造施設の視察に訪れ、当時の本研究所高橋理事長と交流を持ったのが、この事業の始まりです。楠原教授は、大学では子どもたちが生きていくための授業ができないこと、病んでいる子どもたちが増えていくことなどに危惧を覚え、海外のスタディツアーなどに学生を参加させ、地元住民との交流から生きていくための知恵や経験を学んでもらおうという生きた授業を進めてきたそうです。日本でもどこかいい場所があれば、子どもたちを何らかの形で地元住民と交流をさせたいと考えていたところ、ちょうど良いタイミングで紫波町に来ることができ、楠原教授から依頼された形で間伐体験事業としてスタートしました。

  学生たちは、この事業を継続していくため、大学に「森木会(しんぼくかい)」というサークルを立ち上げました。また、岩手中央森林組合から間伐材で作ったプランターを購入し、大学の入り口を花で飾る活動を実施し、現在も継続中です。

  平成16年から山屋地区、彦部地区の是信房、大巻地区の大正園、上松本地区、片寄地区、長岡地区、上平沢地区とそれぞれ2年ずつ里山づくり交流を行ってきた結果、平成23年には、この事業の継続を目的に、國學院大學、紫波町、本研究所の3者で包括的な協定も結ばれました。また、平成25年8月には、プロジェクト実施から10年を迎えたことから、記念事業を開催。今後もさらに幅広い交流を続けていくことになりました。

  一か所の山を継続して作業することも大切ですが、この事業に関しては、間伐事業を実施することにより、学生には紫波町への森林整備の継続的な参加、地域住民には、結いっこで地域の森林を整備するきっかけづくりを目的としていますので、2年ごとに、地域を変えての実施としています。また、都市住民との世代間交流を行うことにより、地域の活性化も目的のひとつと考えています。

  学生は森林整備については未経験者ですので、安全管理・技術指導については、森林整備指導ができる団体に協力をいただき事業を実施します。地域の皆さんもこの機会を利用し、森林整備を学び、体験することもできます。

  参加する学生は、初めての人もいれば、平成16年から続けて参加している人、卒業後も参加する人もいます。この事業をきっかけに紫波町に定住した卒業生もおります。今後も定住者が増えることを期待しているところです。


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2014.9.12~15 間伐体験(長岡)1日目2,3日目間伐作業交流会最終日window01-16.png
2013.8.4 10周年記念事業window01-16.png
2013.8.2~5 間伐体験(片寄)window01-16.png
2013.2.8 トークセッションwindow01-16.png
2012.8.3~6 間伐体験(片寄)window01-16.png
2011.8.5~8 間伐体験(上松本)window01-16.png
2010.7.30~8.2 間伐体験(上松本)window01-16.png
2009.7.31~8.3 間伐体験(大巻)pdficon_small.png
2008.8.1~4 間伐体験(大巻)pdficon_small.png
2007.8.1~4 間伐体験(彦部)pdficon_small.png
2006.9.8~10 間伐体験(彦部)pdficon_small.png
2005.9.16~18 間伐体験(山屋)pdficon_small.png
2004.9.18~20 間伐体験(山屋)pdficon_small.png

○中央大学ツーリズム体験